Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://zhuangyuan.blog19.fc2.com/tb.php/157-f41dbdb3
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

天才 井上ひさし

一週間ばかり海外出張でした。
移動が多く待ち時間が長いので長めの本を携帯。

以前からずっと読みたかった本を急に思いつき購入。
東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)
(2002/04)
井上 ひさし

商品詳細を見る


本日帰国してびっくりしたのですが
なんと井上ひさしさん死去のニュース。

出発が4/9だったのですがその日になくなられたのです。
全く知りませんでした。

18歳のころに読んだ「吉里吉里人」
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)
(1985/09)
井上 ひさし

商品詳細を見る
以来のファンです。
最近はずっと読んでいなかったのですが

松岡正剛氏の本で

多読術 (ちくまプリマー新書)多読術 (ちくまプリマー新書)
(2009/04/08)
松岡 正剛

商品詳細を見る


井上ひさしさんが戯曲を作るときの資料収集が半端じゃない、100-300冊読むとかいてありまして
俄然また読みたくなりました。

期待どおりの凄い本でした。
大筋としてはGHQの占領政策において日本語ローマ字化が持ち上がり
それに反対すべく立ち上がる下町の女たちのお話です。

なにが凄いってディテイルが凄い。

日記をベースに物語が展開しますが
生活の中のひとコマひとコマがリアリティたっぷりに詳述されています。

戦時下の庶民の暮らし、気持ち、欲望、嫉妬
食べ物、乗り物、商売、男、女、子どもなどなど。

暗い時代のはずなのに妙に明るく淡々と生きてる。
愚痴をいいつつも力強い。

もちろん日本語へのこだわりも半端ない。
しかも旧字体を使ってます。

著者が古本屋で日記を見つけてヒントを得たといいますが
中途半端な文才じゃこんな日記は書けるはずがない。

ということはほとんどは創作だろうと思うのですが
ここまで行くと参考文献300冊じゃきかないでしょう。
正に天才。
というかこの細部へのこだわりは異常ともいえますね。
執念を感じる。

完成までに17年かかったという大作なのです。

これを著者が死へ旅立ったときに偶然にも読んでいたわけです。

著者が残した物語の主人公が守った日本語を
しっかり守っていかなくてはなりません。

以上

P.S.

記事を書いたあとラジオのポッドキャストを聞いたのですが
井上ひさしさんの座右の銘を知りました。
これは名言。
覚えておかねば。

むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、
ふかいことをゆかいに、
ゆかいなことをまじめに書く


まさにそのとおりの本でした。
というか彼の本はすべてこうなんでしょう。

さらっと書いて深い。

そんな文を書きたいなあと不遜なことを考えてしまいます。

以上



スポンサーサイト

0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://zhuangyuan.blog19.fc2.com/tb.php/157-f41dbdb3
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

本読みの必須アイテム

本があふれてしょうがない。
どこしまおう? そんなあなたに。
場所を取らずにスリムで
スタイリッシュ
「ロング書棚」

最高のイスでゆったり読書を楽しみたい。



「アーロンチェア」

満員電車は倍速で耳から!

Voice Treck V-51
PCダイレクト接続

カチッと!


アフィリエイト・SEO対策

おすすめ本

ブログ内検索

Extra

プロフィール

zhuangyuan

Author:zhuangyuan
「キーワード」
鉄、中国語、英語、読書三昧、
フォ〇リーダー
一男一女、一嫁,
大和魂を持つ親中派Japan
世界とつながりたい
mixi ニックネーム Zhuangyuan

Welcome!

click please

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ blogranking

こっちも読んでね

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。