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役人は仕事を増やすために存在?

上杉隆の40字で答えなさい  ~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~上杉隆の40字で答えなさい  ~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~
(2010/09/18)
上杉 隆

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今年もっとも旬な人、上杉隆。
ぶれないで、さらりと、ずばりと核心をつく。

問題 7.「官僚」の仕事とは何か?

無意味な仕事を勝手につくり、次にそれを守るために一丸となって、
(予算の)獲得に努めること。


イギリスのパーキンソンの名前も挙げています。

パーキンソンの法則
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
"Work expands so as to fill the time available for its completion”
パーキンソンの法則パーキンソンの法則
(1996/11)
C.N.パーキンソン

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役人の数をそのままにしていたら
如何にシステム化して効率化したって仕事を増やし続けるんですね。

それだけじゃなく、ほっておいたら人数も増えるとパーキンソンも言っている。

上司は部下に仕事をさせるとき
全ての情報へのアクセスを独占したいため
情報を二つに分けて部下に渡して仕事をさせる。

部下も増えるし、部署も増える。
このように自己増殖を続けるんですって。


問題 33.裁判員制度が始まった理由とは?

仕事が減って予算の獲得が難しくなった法務省が自分たちの仕事を作ろうとしたから。

やっと謎がとけたって爽快感があります。
何のためにそんなことと疑問に思っていました。
どんな答えを聞いてもなんかぴんとこなかった。

すっきりしたとしても税金は垂れ流し。
こまったものです。

役人ってのはどこでも同じです。
権益にしがみつく。

中国では役人汚職が後を絶ちませんが
解決法が一つだけあるといいます。

すべての規制をなくしてしまうこと。

規制があるから許認可権限がある。
権限があるから汚職がはびこる。

極端ですが核心をついている。

以上







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特捜検察って必要?

検察の正義 (ちくま新書)検察の正義 (ちくま新書)
(2009/09)
郷原 信郎

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最近何かと検察特捜部が話題になる。

小沢に宗男に村木など。

ちょっとかじってみてみたい。
検察本といえばやっぱり郷原さんかなと思い一冊選びました。

なにしろ元検事で検察批判するものだからテレビには出れないってんですから
かなり痛いところをついてるのでしょう。



検察特捜部の存在意義と時代背景の移り変わりとの関わりが興味深い。

まず特捜は政治検察として実績を積んできた。
政治システムの裏で巨利を貪る政治家たち。
巨悪を撃つという正義の味方としての検察。

昭電疑獄、造船疑獄とか教科書にものってる事件とか。

造船疑獄では指揮権発動で捜査中止となり、
正義の検察がさらにクローズアップされたと。

そしてロッキード事件。
元首相を追い詰める。
これがピークだったと。

その後、政治家の贈収賄事件は挙げにくくなったと。

55年体制の安定化により与党が圧倒的に強くなり
国会での質問や採決が形骸化したといいます。
つまり国会議員の職権と金銭授与の関わりを贈収賄と認定することが難しくなったと。

そして検察は別の方向へと進み始める。

一つは経済検察への展開。
経済事犯の摘発です。

ライブドアだったり村上ファンドだったり。

もう一つは政治資金規正法違反の摘発。

昔の巨悪の摘発と比べて摘発しにくい。
便宜はかってお金もらった贈収賄なら点を抑えるだけでOK。
ストーリーも単純見つけやすい。

それが経済事犯になるとそもそも何が悪いのかが見えにくい。
そこで検察がつくるストーリーが重要になってくる。
まずストーリーがあってそこにパーツをはめてゆく。

キーになるのは当事者の自白。
自白を導く割屋の登場です。

自白を取れる奴がヒーローになる。

最初っからきまってるストーリーにはめる自白をさせるんですから
無理が出てきます。

強制自白。
裁判で撤回なんてのもしょっちゅうです。


戦後システムの変わらないまま、変容する社会の無理やり合わせようとするから
ぎしぎし不協和音が生じてます。

ほとんどのケースが組織の自己保身が原因のような気がします。
正義のヒーローが存在するためにはいつも悪者が必要です。
いなくなったら作らないといけない。

出来た頃は存在意義があっても時代とともにいらなくなる。

そんな検察をどうしようかと「検察の在り方検討会議」なるものが作られました。

そこには郷原さんも選ばれています。
これは大きな一歩かも。

でもそれを作った大臣はしょうもない失言で更迭された。
これってもしかして..
裏で大きなものが...



以上












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