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朽ちてゆくジャーナリズム

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
(2008/07)
上杉 隆

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上杉さんの活躍はネットやラジオで目や耳にしていますが
著作を読むのは初めて。

題名は「ジャーナリズム崩壊」ですが
「崩壊」より「腐朽」のほうがあってるんじゃないかな。

既得権益者が長い間、そのポジションにとどまると保守的になり
権益者間に色んな自己規制がでてくる。
だんだん内向きになり、本来の目指すべき方向とはべつに
権益保全が最優先となる。保全され停滞した組織は気づかぬうちに朽ちてゆく。

上杉さんの元上司が役員と勘違いしたという
ハイヤーに乗る朝日新聞の若手記者の話なんてのは
まさにその象徴。

記者がハイヤーに乗る必然性がまったくない。
ただ権益者たるステイタスを誇示するのみで社会への便益はゼロ。

署名記事のない日本の新聞についても
〇〇新聞という看板のみで正しいことが担保されてるという驕りが見て取れる。
署名がないのは責任の所在とあいまいにすると同時に
手柄も個人に立てさせないという組織の自己規制もあるんでは?

訂正記事についてのアメリカ新聞との違いはびっくり。
アメリカは訂正記事欄ってのがあると。

日本新聞は気づかないくらいの小さな欄にチョロっとあるだけ。
訂正しましたって証拠だけ残せばいいという役人根性。

でもっとどの新聞も似たようなことを書く。
ネットの登場で部数を減らしたって有効な手を打てない。

上杉さんの元上司の言葉では「ダチョウ」のようだと。
危機に瀕すると砂に頭をうずめて現実から目を背けけようとすると。

悲しい現実。

崩壊っていうと大きくて確固たるものが
ガラガラ崩れるって感じですが

むしろ緩慢に朽ちてゆくイメージが近いのでは。
柱だと思ってたら腐ってて、グシャって感じ。

以上












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ネットのアーキテクチャって何?

アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたかアーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか
(2008/10/27)
濱野 智史

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会社の先輩が読んでいてアーキテクチャという言葉に惹かれ購入。

ネット上には様々なアーキテクチャ(技術環境)が存在し
それがその場での人々の行動にどう規制を与えているのかを論評。

グーグル、2ちゃんねる、ニコニコ動画、mixi、ケータイ小説などなど。
ニコニコ動画やケータイ小説は全くなじみがありませんでしたので
やっと理解できたような気がします。
あくまでもお勉強としてですが。
(ケータイ小説の実態には薄ら寒さを感じます)

ネットでは個人が単位となり
個人が「評判」「信頼」という資本を蓄積し
その資本をベースに社会で協働する。
それは世界に大きく開かれて発展成長してゆく。

これが理想だといわれてる。

でも日本は変な方向にいっちゃってると。

2ちぇんねるが匿名で炎上し、
匿名でありながらも部外者が入れない。
mixiは紹介制で閉じられている。

それって理想と違うじゃん。

でもそもそも、その理想自体がアメリカ基準であって
アメリカにはアメリカの社会通念がある。

アメリカでは個人主義が発達しており、人的流動性が高い。
そこではまず他人を信頼することからはじめる。
それから信頼に足るかどうか後から少しずつ修正する。

日本では関係の流動性がなく、ずるずるべったりの内輪で協働する。

この差がネットのアーキテクチャに影響していると。

技術が社会を決めるのでなく
社会が技術を決めると。

でもって特にアメリカ的なものを唯一普遍なものと考える必要はないといいます。

技術(アーキテクチャ)と社会(集団行動)が密接に連動して
フィードバック・ループを絡ませて、
日本社会自体を書き換えることだってありえるといいます。

その先には多様な進化への道が開かれていると。



私が思うにはネットという技術はやはり開かれて発展するのが
個の力を有効に効率的に利用できるのではないかと考えます。

その点、twitterには可能性があるように感じます。
コミュニケーションの入り口として。
ただし私は正直まだ使いこなしておりません。
というか自然にならない。
意識して機能を試してる段階です。

使いこなす段階になった段階でも問題はあるのです。
それは言葉の壁。
世界と繋がるにはこれを超えないと。

以上





検察の正義は時代のけじめ?

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
(2007/10)
佐藤 優

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最近話題の検察。

小沢、宗男、村木など話題は盛りだくさん。

民主党代表選挙中も構わず、というか恣意的に権力誇示を続けるこの組織に
ついてあらためて興味が沸いてきました。

積読の奥のほうからこの本を引っ張りだしてきて読んでみました。

やっぱり佐藤優はただモンじゃない。
特捜検事を向こうに回して一歩も引かない。

私講演会場で一度ほんものを見たことがありますが
目が凄い。

あんな人と取調室で何日も二人きりだったら
特捜側が参っちゃいそうです。

実際まいちゃったようです。

この本では担当検事が佐藤氏にかなりのシンパシーを感じで
佐藤氏もそれを認め、お互いが相手を尊敬しつつ渡り合う熱のこもったやりとり
が再現されています。

佐藤氏の凄いところは担当検事の人物を讃えつつ
検察にはびこる思想の恐ろしさを淡々と暴いてしまうところ。

検事さんいわく

「これは国策捜査は『時代のけじめ』をつけるため必要なんです。
時代を転換するために、何か事件を作り出して、それを断罪するのです。」

こんな発言を実名で書いちゃう。

その時代ってのは誰が決めんのか?

時々の一般国民の基準だといいます。

その基準にもとづき法律の適用基準を弾力的に運用して
つまり適用基準を大きくさげて事件をつくり断罪する。

これって恐ろしいことです。
先日鈴木宗男氏が実刑確定の際に言っていましたが
青年将校の正義と同じだと。

正義の基準を勝手に描いておきながら
自分たちは国民全体に支持される絶対正義だと思い込んじゃってる。

寒い。

その正義のためなら事件をつくるのもいとわない。

佐藤氏のみたてによると

「『はじめに事件ありき』ではなく、まず役者を決め、
それからストーリーを作り、そこに個々の役者を押し込んでいきます。」

そして最後に主役のための真っ黒い穴を用意して
ジグソーパズルのようにはめ込むんだといいます。

取調べだってこんな感じ

弁護士さんいわく

「特捜の調書は『早い者勝ち』でいちばん最初に自白した者の話にあわせて
ストーリーを作って、他の供述はそこに押し込みます。」

そうやって正義の守り神として君臨してきたんですね。

それがちょっとほころび始めてますけどね。


ところで佐藤氏が断罪されて時代のけじめってのは
どんな時代の変化だったのか?

佐藤氏いわく

ケインズ型の公平配分の論理からハイエク型の傾斜配分への論理への転換のために行われたと。

公共事業などで中央の金を引っ張って公平配分する政治から
新自由主義への転換。

それが正義だったわけです。
当時は。

そして新自由主義が行過ぎると

ホリエモンや村上ファンドが断罪されるのです。

そして今は?

実際はどうかは別として
旧来型の政治家の代表として小沢一郎が狙われ

一方では新自由主義の権化、木村剛も断罪されるのです。


結局、正義は検察の気分しだい。

法律なんてどこへやら。

今の村木事件における大阪地検だって
検察の正義を担保するためのトカゲの尻尾きりでしょ。

大阪ってとこがみそですね。
中央じゃない。

以上

















前例なんてくそ喰らえ

リーダーが身につけたい25のことリーダーが身につけたい25のこと
(2009/12/20)
鈴木 義幸

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リーダーはビジョンを描けと。

自分の内に存在するエネルギーをベースに打ち出す必要があると。

外部の基準に頼ってはいけないとして下の例を挙げています。

前任者はどうしてた?
競合他社は?
前年実績に比べると?
社長が言ってるから

こんなものをビジョンに掲げたら組織は動かないと。

まさに正鵠を得ている。

肝に銘じなければ。

こうしたい。
こうあるべきだというビジョンを描きエネルギーをもって描く。
外部の些事にとらわれない。

今の世の中、一億総官僚化といった態で

前例は?
他社は?

なんて自らの行動規範を自らに求めず変化をきらい
このまま大過なく過ごしたいという輩が多すぎる。

縮小均衡。

緩慢なる死。

変革のビジョンを示し、実行しなければ。

こう偉そうに書けば
自分への叱咤激励になりますね。

以上















旬な男 小沢一郎

いま旬な男といえば小沢さん。

そこで前に読んだ本をざっと再読。
小沢革命政権で日本を救え小沢革命政権で日本を救え
(2010/06/17)
副島 隆彦佐藤 優

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副島隆彦氏と佐藤優氏というこわもて二人の刺激的な題名に惹かれて
菅政権誕生直後に購入。

鳩山政権崩壊の真実と帯にあります。

日本を救えるのはアメリカにものを言える小沢さんしかいないとのことですが
菅政権発足直後に反小沢で固められもはやこれまでと思い、
この本の賞味期限も一瞬にして切れてしまったかと感じました。

ところがどっこい
まさかの代表選挙で立候補。

でもって再読してみました。

今読むとすごい。

最近の出来事を予見している。

6月時点では暫時撤退。
9月の代表戦まで雌伏せよと。

小沢一郎の敵はメディアと検察だと。

6月に読んだ当時がわかっていても実感がわきませんでしたが
代表選挙中の今読むとあまりのあからさまの小沢バッシングに怖くなります。

連日テレビでバッシング。
政治と金、政治と金。

新聞も反小沢。
中立なんてどっかに飛んでった。
世論調査ってどんだけ信じられるわけ?

今度は雑誌がお色気スキャンダル報道。

アメリカメディアもバッシング。

検察もあからさま。
この時期に宗男事件を引っ張り出して政治と金に焦点をあて、
村木さんで検察の非もみとめ、逆に誠実さをアピール。

これらのことはすべてこの本に書いてある。

最近日本って単純になりすぎてる気がする。
善か悪か。
そんな簡単なものじゃないでしょ。

その悪をたたく正義の検察はなんでもあり
メディアの正義も錦の御旗のごとく。

気に入らない政治家を引き摺り下ろすならもっと
スマートやってほしい。

陰謀って昔はもっと奥ゆかしいものだったんじゃないの?

だれでもわかるほど攻撃してトラップかけて
単純であほなハリウッド映画のよう。

ここまでやると判官ひいきの日本人は立ち上がるんじゃない?

小沢さんを一番よく知ると思われる人はこの人。
これが真実なんでは?
わが友・小沢一郎わが友・小沢一郎
(2009/08)
平野 貞夫

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なぜ誤解されるのかがよくわかります。
平野さんいわく小沢一郎ほどカネにきれいな政治家はいない。


以上










09/06のツイートまとめ

yuezhuangyuan

でもやっぱり新聞だけ見てる人は流されるんだろうなあ RT @kenichiromogi: 新聞的なものと無関係に動いている世論、コミュニティこそが、日本を「次」に連れていく。これが私の直観であり、偏見である。新聞の紙面から伝わってくるのは、乗り越えられるべき「古い日本」の感触。
09-06 11:38

使ってみてはいるもののなんかしっくりこないんですよね。 RT @Chihung_D: @yuezhuangyuan 発音や初級文法のひと通りを乗り越えたら次に大きく立ちはだかるのは補語の問題ですよね。補語の用法やその発想との格闘は漢語非母語話者にとっては一生仕事だと思っています。
09-06 06:25

no title

freeの時代に

フォトリーディングの復習講座に参加しました。【評価経済社会と自己表現~新しい社会の関わり方、仕事~】
課題図書は「フリー」と「未来改造のススメ」
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
(2009/11/21)
クリス・アンダーソン

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未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論
(2010/07/26)
岡田 斗司夫小飼 弾

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講座のあとには神田昌典氏と岡田斗司夫氏の対談も聞けるというお得なもの。

当日はなんと小飼弾氏も飛び入り参加。
実際みると優しい感じ。

「フリー」ではすべてがただになってゆく
社会と時代の大きな流れを俯瞰することよりも
その中でいかに銭儲けするかという卑近な視点に
落としこんでしまってる。
もったいない。
日本版の編集のせいなのか?

その点、岡田+小飼本のほうが
フリー時代の本質をついている。

つまり報酬が金だけの時代から
他者からの評価が報酬となる時代への変化。

金持ちはもはやダサいと。

副題にもこうあります。
脱「お金」時代の幸福論。

フリーの本家、アメリカではどうか?

三人の対談で神田氏が言っていた。
アメリカはフリーの時代にいかに金をとるかに
固執していると。

日本はそれを飛び越して次の世界にきてると。
戦後の民主主義がいきなりアメリカを飛び越したのとおなじだと。

ただこの評価経済社会ってどういきてけばいいの?

小飼氏いわく
金儲け社会のほうが簡単ですよ。
ひとつしか基準がないから。
バカ向きな社会だと。

じゃあどうすりゃいいの?

好きなことから始めればいいそうです。

生活できんのかしら?

この本では変化後の世界をも構想しています。
すでに豊かである日本では
ベーシックインカム+機械政府で十分。

なんか本当にできちゃいそうで怖い。

じゃあ俺はなにしようかな?

製鉄会社にいるから
鉄をただにすることを考えよう。

当日はエキスパートになって隣の人に話しました。

以上

Appendix

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