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空虚な現代を生きる 人生いろいろ

たまたま似たような設定の小説を三冊読みました。

似たようなってのは複数の主人公の目から同じ物語をみるってだけ。
設定はそれぞれ違っていて比較してみるとおもしろい。

一つ目はこれ
カシオペアの丘で
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)
(2010/04/15)
重松 清

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炭坑で栄えた町の幼なじみが
それぞれの人生を送り、現代に再会する。

60年代後半に生まれ、
日本が世界でのしてゆく怒濤のなかの大変化を
生き抜いて再会する。
みんなそれぞれの不幸や秘密をもって。

大時代を生きてきて、それぞれの過去を精算してゆく。


次は
厭世フレーバー
厭世フレーバー (文春文庫)厭世フレーバー (文春文庫)
(2008/08/05)
三羽 省吾

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現代社会で同じ家に住む家族のお話。

父親がリストラされて失踪。
母はショックでアル中。
その現実をそれぞれの家族の目から。

14歳 中学男子
17歳 高校女子
27歳 フリーター男子
42歳 母親
73歳 祖父

題名そのままにみんながこの理不尽な社会を
かったるそうに生きている。

外から見るとまっとうじゃない。
でもみんな真剣にぶつかっている。

アル中の母親が私の年に一番近い。
生きてきた時代がいっしょだから時代の雰囲気が理解できる。
アル中で人生捨てちゃってるようにみえるけど
これまでしょってきたものがあるんです。

それぞれに不幸があって絶望的だけど
なんか明るいトーンが流れてるのはなんでだろう。

一人ひとりの人生がラップしつつも
やはり亀の甲より年の功、年齢をへたほうが
人生も深いし悩みも深い。
でもそれぞれの人生のその時その時の苦悩を
全部乗り越えていまがある。

そんなバラバラみんなが父親は失踪したけど
いっしょにいる。

いっしょにいるのが救いなんだろうな。
この現代に。


最後に読んだのは
パレード
パレード (幻冬舎文庫)パレード (幻冬舎文庫)
(2004/04)
吉田 修一

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大都会の真ん中に同世代の
若い男女がいっしょにくらしている。
この5人そんなに縁が深いわけでも、
信頼しあってるわけでもない。
同じ境遇でもない。

でもなんとなくいっしょにいる。
干渉もしない。
詮索もしない。

みんな外れてる。
これが現代なんでしょう。
規範がない。
目標がない。
物語がない。

一番まともそう見えるのが狂ってる。
でも狂ってることに気づかない。

ほんとにバラバラなんだ。
現代ってのは。

カシオペアは共有する過去がある。
厭世フレーバーに帰属している家がある。

パレードでは空間に一緒にいるだけなんです。
たまたま。
ほかに何もない。

これが現代社会なの?

以上


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接続詞はつかうな!

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)
(2009/07/17)
池上 彰

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最近売れっ子の池上さん。
本もたくさん書いてます。
私が読むのはこれがはじめて。

NHKの「週刊こどもニュース」ではやさしいニュース解説をしてくれてました。
やさしく伝えるってことは構図をシンプルにすること。

番組では国際情勢を悪者、善者にわけて単純化。
そこまで言い切っちゃうのはどうかという
場面もみられます。

因果関係はもっと複雑でしょって。

子ども相手にわかりやすくって目的がある。
これがきっかけで興味をもってもらえばいいのかな。

ご本のほうは文章や言葉の言い回しの技術について。

接続詞は使うな!

といいます。

長文で、「~で、~ということから、~といえる。」
なんて書いてあると
論理的文章でなくとも論理的に見えてしまうって。

論理的であるかをチェックするためには接続詞を全部とっぱらって

短文の羅列にせよ!と

論理的であれば、すべてがよどみなくつながるって。

これは真似してみよう!

本日の文章は接続詞を全部とっぱらいました。

以上








本質をつく

質問する力 (文春文庫)質問する力 (文春文庫)
(2005/03/10)
大前 研一

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日垣隆氏の<ダダ漏れ民主主義>で紹介されていたので購入。
ダダ漏れ民主主義 メディア強者になる!ダダ漏れ民主主義 メディア強者になる!
(2010/05/28)
日垣 隆

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文庫化したのが2005年で目次をみると古い時事ネタばかりなので逡巡しましたがこれがおもしろい。

さすが大前さん。
物事の本質をついているので当時の時事を語っていても今にも通じてる。

最近話題の消費税問題。
日本は国債、地方債残高が800兆円とかいわれており財政再建は喫緊の課題とかいわれてます。

でも一方で日本はギリシアみたいに破綻の危機にはありませんよなんて話がある。
だって外国に借りてませんし個人金融資産がたくさんありますから大丈夫なんて。

でもそんなことを政治家や官僚がいうのはちょっと変だろと大前さんはいいます。
そもそも国の借金と個人資産は別のものだろと。

なんでこんな話になるかというと財務省役人はいつか危機がきたときは徳政令だすか、
税金で取り上げればいいって思ってるんだろうと。戦後はこれをやったと。

なるほどそういうことか。

その財政再建のため無駄の徹底的な削減をかかげて登場した民主党政権でありましたが、
舌の根も乾かぬうちに消費税じゃ話になりません。

大前さんいわく

鎖国体制が続く国で改革開放を掲げて登場してきたリーダーは政権をとると
すぐに放逐さるんだそうです。

ゴルバチョフしかり、ワレサしかり。

国民の期待が大きすぎて応えきれない。

まさに自民党支配を崩した民主党の今を予見しているようです。

愚者は経験に学ぶ、
賢者は歴史に学ぶ。

以上

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