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日米リストラ小説対決

マイレージ、マイライフ (小学館文庫)マイレージ、マイライフ (小学館文庫)
(2010/01/08)
ウォルター・カーン

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先日飛行機のなかでこの小説の映画をみました。
マイレージ、マイライフ

けっこうむこうではヒットして評価も高いようです。

リストラ請負会社のエリートビジネスマンが
全米を飛び回ってリストラされる社員と面接して首を宣告してゆくお話。

一年中飛行機のってマイルを貯めるのだけが生きがい
家もないし、結婚もしないし、本気で愛する人もいない。
出張だけが人生。
でもそれが充実してる。
とおもってる。

そこへ入社してきた秀才新人女性が
コスト削減のため出張面接を禁止して
テレビ面接に切り替えることを提案する。

人生の節目であるリストラをテレビ面接で告げるのはむごすぎる。
きちんと説明し納得してもらい新しいスタートを切ってもらう。
これが彼のやり方。

そんな彼と彼女が一緒に出張に。
これから二人がだんだんかわってく。

アメリカの世相を反映してなかなか面白かった。
ただ題名がわるい。
こんな邦題ではみたいと思わない。

また不況を反映しているのは内容だけでなく
製作費も相当抑えてるんだろうなと思われる。
同じようなシーンがやけにおおい。

ところで
リストラ請負小説といえば
日本にはもっといいのがあります。

借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)
(2009/10/28)
垣根 涼介

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こちらはテレビドラマにもなったシリーズ。
リストラ請負会社のお兄ちゃんがいろんな企業に派遣され
首にする人を選んだり、やめてもらったり。

ここでいろんなドラマに出会うんです。
著者の垣根さんは相当なストーリーテラーです。
どの短編もキャラが立って人物がしっかり生きてます。

泣かせます。
優しいです。
強いです。

ハードボイルドを書かせても絶品ですがこちらも凄い。

「借金取りの王子」って
なんじゃそりゃって
なかなか中身が想像できませんが
サラ金のリストラ話です。

短編ですが
感動巨編。

サラ金で泣かせるのはこれくらいでしょ。

日米対決は日本の圧勝です。
リストラされる側の人物を描く力に断然差があります。
人生の物語が浮き出てくる。

最近あたらしいシリーズもでました。
これもチェックしないと。
張り込み姫 君たちに明日はない 3張り込み姫 君たちに明日はない 3
(2010/01/15)
垣根 涼介

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以上




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天才 井上ひさし

一週間ばかり海外出張でした。
移動が多く待ち時間が長いので長めの本を携帯。

以前からずっと読みたかった本を急に思いつき購入。
東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)
(2002/04)
井上 ひさし

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本日帰国してびっくりしたのですが
なんと井上ひさしさん死去のニュース。

出発が4/9だったのですがその日になくなられたのです。
全く知りませんでした。

18歳のころに読んだ「吉里吉里人」
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)
(1985/09)
井上 ひさし

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以来のファンです。
最近はずっと読んでいなかったのですが

松岡正剛氏の本で

多読術 (ちくまプリマー新書)多読術 (ちくまプリマー新書)
(2009/04/08)
松岡 正剛

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井上ひさしさんが戯曲を作るときの資料収集が半端じゃない、100-300冊読むとかいてありまして
俄然また読みたくなりました。

期待どおりの凄い本でした。
大筋としてはGHQの占領政策において日本語ローマ字化が持ち上がり
それに反対すべく立ち上がる下町の女たちのお話です。

なにが凄いってディテイルが凄い。

日記をベースに物語が展開しますが
生活の中のひとコマひとコマがリアリティたっぷりに詳述されています。

戦時下の庶民の暮らし、気持ち、欲望、嫉妬
食べ物、乗り物、商売、男、女、子どもなどなど。

暗い時代のはずなのに妙に明るく淡々と生きてる。
愚痴をいいつつも力強い。

もちろん日本語へのこだわりも半端ない。
しかも旧字体を使ってます。

著者が古本屋で日記を見つけてヒントを得たといいますが
中途半端な文才じゃこんな日記は書けるはずがない。

ということはほとんどは創作だろうと思うのですが
ここまで行くと参考文献300冊じゃきかないでしょう。
正に天才。
というかこの細部へのこだわりは異常ともいえますね。
執念を感じる。

完成までに17年かかったという大作なのです。

これを著者が死へ旅立ったときに偶然にも読んでいたわけです。

著者が残した物語の主人公が守った日本語を
しっかり守っていかなくてはなりません。

以上

P.S.

記事を書いたあとラジオのポッドキャストを聞いたのですが
井上ひさしさんの座右の銘を知りました。
これは名言。
覚えておかねば。

むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、
ふかいことをゆかいに、
ゆかいなことをまじめに書く


まさにそのとおりの本でした。
というか彼の本はすべてこうなんでしょう。

さらっと書いて深い。

そんな文を書きたいなあと不遜なことを考えてしまいます。

以上



Roll Up Our Sleeves

名演説で学ぶアメリカの文化と社会 (CD付)名演説で学ぶアメリカの文化と社会 (CD付)
(2009/12/18)
上岡 伸雄

商品詳細を見る


以前紹介した本で書籍広告は新聞一面の最下段のものが優れものとありました。
速読ってダメなの?

この本はその広告で見てアマゾンで即買い。

去年のオバマCDに感銘をうけたので
こちらにも期待。

政治家ばかりでなく
ビジネスやエンターテナーの大物が目白押し。

オバマにブッシュ、ゴア、レーガン

ラリー・ペイジ、ジェフ・ベソス、 ドラッガー、ソロス、マイケル

ね? 聞いてみたいでしょ。

一番凄かったのはジェシー・ジャクソン。

'Keep Hope Alive'

黒人指導者で民主党大統領候補選に立候補して惜しくも破れた際の演説です。

'You must not surrender! ...
We never must surrender!!
America will get better and better.
Keep hope alive!'


大迫力。
勇気が湧いてきます。

でも破れた。
なぜか。

オバマに比べますと
あまりに黒人的。
黒人性が強すぎる。

これだと辛 淑玉のいうところの「仕返し」が怖くなる。
白人にとってのオバマ

そこいくとオバマはプア・ホワイトのヒーローである
ブルース・スプリングスティーンまで味方につけてます。

彼のオバマ大統領選での応援演説も収録されてます。

’Roll up our sleeps, and come on up for rising'


題名見ただけでブルースの姿が思い浮かびます。
中学校の時、歌詞の意味もわからず唄ってました。

腕をまくりあげていくぞー!

シンプルなメッセージが人を動かす。

以上


Appendix

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最高のイスでゆったり読書を楽しみたい。



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