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平等ってなんだ?

排除の空気に唾を吐け (講談社現代新書)排除の空気に唾を吐け (講談社現代新書)
(2009/03/19)
雨宮 処凛

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最近メディアでよく見かけるので
なんか気になるお姉さんではありましたが
著作はまったく読んだことがありませんでした。

先日大竹まことのラジオをpodcastで聴いていましたら
偶然彼女が出ていました。

右翼の結社なんかにはいったり右翼バンド結成したりしながら
左翼の専売特許労働問題にはいっていゆく彼女の来歴に興味をひかれました。

でもってとっつきやすそうなこの本を選んでみました。

派遣切りや派遣村が世間を騒がしておりますが
この問題は最近始まったものではないのがよくわかります。

90年代の大不況に際し、企業の成長神話が崩壊し
あたらしい社会と世界との競争というなのもとにそれまで安定していた雇用環境が一変し
企業が変化に対応できる体制がしかれるようになった。つまり首切りしやすいように。

去年の秋葉原の事件が記憶に新しいですが
90年代後半にあった池袋通り魔事件も同じような境遇が背景にあったのだといいます。

低賃金で単調な仕事を繰り返し、常に先に不安をかかえ、神経が張り詰めている。
でもどこに怒りをぶつけてよいかわからない。
明確な敵がいない。
自分の不遇を作り出すはっきりとした原因がわからない。
そして爆発する。
こんな社会が犯罪を増加させる。
もっとつきつめると戦争への希望が生まれてくるといいます。

こんな社会のさまざまな様相を具体的にレポートしてくれます。

このような不安定な社会を作り出している企業が悪なのだろうか?
セーフティネットを作れば問題が解決できるのだろうか?

私には発言するほどの知識がありません。
ただ漠然と思うのは「平等幻想」ってのが根底にあるということ。

小学校から平等平等と教えられ
機会平等と結果平等がごっちゃになり
公平と平等も履き違えられ
なんかみんな同じじゃなきゃいけないという意識が生まれる。

でも実際はおんなじわけがない。
格差なんかは絶対的なくならい。

それは普通のことなのに
人より境遇が劣るとものすごく不平等感を感じてしまう。
恵まれない人は卑屈になり
恵まれているとされる人も罪悪感にさいなまれる。

パートタイマーは高給取りをうらみ
高給取りは罪悪感からか効率の悪い長時間労働で精神を病む。

それぞれの利点と欠点、そこにいたった経緯すべてが異なるのです。
それなのに相違を優劣としてみてしまう。

こんな考え方を変える教育が必要だと思うのです。

以上





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語学の天才の学び方

古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)
(1976/01)
ハインリヒ シュリーマン

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トロヤの遺跡を発掘したシュリーマンの自伝です。
私はこの方が語学の天才であったということのみに引かれ手に取りました。

巻末の年譜によると彼が習得した言語はこんなにあります。

ドイツ語(母国語)
英語
フランス語
オランダ語
スペイン語
イタリア語
ポルトガル語
ロシア語
スウェーデン語
ポーランド語

現代・古代ギリシャ語
ラテン語
アラビア語
ヘブライ語

すさまじい。

インド・中国・日本も旅行したことがあるとのことなで
滞在期間中に日本語だってカタコトくらいは簡単に覚えちゃったんでしょう。

彼がすすめる全ての語学習得に通用する簡単な学習法はこんな感じです。

①音読を繰り返す。
そのとき翻訳しない。
これを毎日一時間。

②興味のあることについて作文する。
添削してもらう。
暗記して暗唱する。

要は常に声に出して繰り返せということです。
インプットよりアウトプット。

私も語学が大好きですがこの音読というのをやることができない。
場所がないから。
家でやっていたらうるさがられますし。
外では恥ずかしい。

でもシュリーマンさんそんな周囲のことは一切考えずに
ロシア語習得時には大きな声で暗唱し
同じアパートの住民から苦情をうけて2回も引っ越したんだそうです。

このぐらいの気合と情熱がないとこんなにたくさん習得できないのでしょう。
彼には語学習得という目標のその更に向こうの向こうに
幼いころから常に描き続けたトロヤ遺跡の発掘という大きな目的がありました。
これが成功の秘訣でしょう。

私もこっそり音読始めようかな。
では目的は?

以上


目的と目標を区別せよ

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)
(2006/10/21)
林 成之

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北島康介が連続金メダルを獲得した最大の功労者といわれる
脳外科医の著書。

金メダル選手を育てるには
ガンガン鍛えて、叱りながら追い込んで、意欲を高めるなんてのは全然だめだといいます。

人間には自己保存本能があるので
始終叱られていると、脳自身を守るために
叱っている人の話を聞き流すようになるそうです。

更には集中力も薄れ、記憶力も弱くなってしまうそうです。

私も運動部系出身ゆえに部下の指導は厳しくしがちでありますが
こうしたことを脳外科の先生にいわれてしまうと改めねばなりません。

ではどうすればよいのか?

成功のイメージをもっていれば必ずそこにたどり着ける。
そうありたいと思っている自分になったつもりで行動すればよいといいます。
苫米地英人さんの世界ですね。

具体的には
①目的と目標を明確にする。
②目標達成の具体的方法を明らかにして実行する。
③目標を達成するまで、その実行を中止しない。

目的と目標を区別する必要があるといいます。
三振をとることが目的なら
前屈みで構えるバッターがいたら
アウトコースは打たれやすいので
内角高めのストライクを狙うのが目標だといいます。

具体的でわかりやすい。

つまり目的だけをみないで
勝負のときは目の前の目標に集中してひとつひとつ達成しなさいといいます。
ただ目的は常に忘れず初心にもどる必要がある。

イチローがシーズン最多安打を達成したときの言葉を思い出しました。

「結局のところ、頂上にたどり着けるのは日々の小さな積み重ね
細かい積み重ねをやっていたら、いつのまにかとんでもないところに立っていた。」

大きな目的にむかって
小さなたくさんの目標をこなしてきたんでしょう。

一つ一つの勝負においても
細かい目標を立てているんでしょう。

私の今年の目標は4月にして早くも挫折気味。

①本を200冊読む。
 ペースはよいが外国語本が入っていない。

②隔週で中国語の文章を書く
 まだ一度も書いていない。

③毎日柔軟体操する。
 毎日じゃない。

④子どもに怒鳴らない。
 昨日も怒鳴った。

もういちど目的を再確認してことにあたらねば。

以上


読書は砂上の足跡?

読書について 他二篇 (岩波文庫)読書について 他二篇 (岩波文庫)
(1983/01)
ショウペンハウエル

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このショウペンハウエルさん、厳しすぎて困ります。

「ほとんどまる一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失って行く。」

読書なんて人の考えをたどるだけだから
読めば読むほど自分で考えなくなるからだめだと。

読んで考えなければいけないそうです。
考えてはじめて実になる。
食べ物だって食べ過ぎたら下痢するし
ちゃんと消化しなきゃだめだと。

学びて思はざれば、すなわちくらし。
孔子も言ってましたね。

さらにこんな辛辣なことも。

「紙に書かれた思想は一般に、砂に残った歩行者の足跡以上のものではないのである。
歩行者のたどった道は見える。
だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、自分の目を用いなければならない。」

自分も歩いてみて、そこで周りを見てみてはじめて風景がわかる。
その上でないと他人の思想も見えないのでしょう。

そもそも読書なんてのは
才能のあるひとが読んではじめて意味があるとおっしゃいます。
読書に触発されて、その才能の駆使を促される。

才能のない人が読んで、手法をまなんでも、それは軽薄な模倣者にすぎないなんていいます。

こんなみもふたもないこと言われちゃあ
たいていの人はへこんじゃいますね。

私は知の花粉症理論を唱えるものとして
読書を重ねて知の堆積を積み上げてゆけば
そのうち知のアウトプットがあふれでてくると信じています。

この偏屈おじ様のアドバイスをうけて
ただ読むだけでなく思索と実践を心がけて
さらに効率をあげてゆきたいと思います。

以上








戦場からの大転身

戦場の現在(いま)―戦闘地域の最前線をゆく (集英社新書)戦場の現在(いま)―戦闘地域の最前線をゆく (集英社新書)
(2005/03)
加藤 健二郎

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根っからの戦争好きによる前線レポート。

とにかく戦争に行きたくて、
まずは戦地で基地建設に携わるゼネコンに就職。

すぐにあきたらず傭兵志願で落第。
最後の手段が戦争ジャーナリスト。

コスタリカでCIAに拘束されたり、
チェチェンでゲリラと寝食をとともにしたりと
常に最前線の戦いの場でレポートし続けた著者。

その著者も参加するシンポジウムに参加しました。
日垣隆氏の主催する「戦場ジャーナリストでは食えなかったけれど」

ゲリラがどうして見ず知らずの外国から来た記者を同行させるのかというと
彼ら自身が正義の戦いをしているのだという主張を世界に伝えたいという動機があるそうです。

常に密着して報道する。
でも最近のハイテク戦争では前線に密着するジャーナリストってのが激減しているとのこと。
ホテルを拠点にそれらしく脚色された映像を流し続ける。
ネットがさかんになってからは稚拙なデジタルビデオ映像なんかが超高値で
取引されるようになってしまって、真のジャーナリストは存在意義を失いつつあるといいます。

しかもゲリラ側だって自分たちで映像とってyoutubeに投稿することだってできるように
なりジャーナリストの存在を必要としなくなってしまった。

そんでももって著者の加藤さんは今なにをしているかというと
なんとバグパイプ奏者。

懇親会では自ら演奏してくれました。
赤いタータンチェックのスカートはいて本場スコットランド顔負けです。

バグパイプもむこうでは戦場でも吹かれるらしく
いちおう戦争つながりがあるそうですが
今の活躍の場はもっぱら冠婚葬祭。

バグパイプ婚、バグパイプ葬なんてのがあるそうです。

スコットランド民謡から日本のアニメソングまでやってくれましたが
最後は君が代を演奏。
一番よかったかも。

スコットランド音楽はアジアに通じるなんて声がかかっていましたが
音色はいわれてみれば笙に似てます。

奇想天外な大転身ですね。

以上

語学好きにはたまらない

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)
(2009/02/18)
越前 敏弥

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語学好きにはたまらない本です。
あまりに熱中しすぎて久しぶりに通勤電車で乗り過ごしました。
早く読みたくてものめりこんでしまってだめです。
考え込んで訳出すればいくらでも時間がたってしまう。
心地よい没頭。
パズルを解いてる楽しさ。

基礎編、難問編、超難問編とわかれ
それぞれに日本人が誤訳しやすいという例文がぎっしりつまっています。

基礎編からして出来そうで出来ない。
簡単そうで盲点がある。
著者の例文選びの妙に感心するとともに
あまりに間違うので自尊心を傷つけられます。

でも難問、超難問で正答率10%なんてのも出来ちゃったりなんかする。
もしかしてオレって才能あるの?
なんて思ったりしますけど
良く考えてみれば、この本で基礎から学んだものの応用として出来ているだけでした。
なにもベースがなく、いきなりトライしたら出来てませんね、ゼッタイ。

私去年は英語会話教室に通いましたが
だめだったのが

article 冠詞,
plural  複数
tense 時制

いままでないがしろにしてました。

この本読んであらためて認識させられました。

これが一番の肝なんだと。

以上

壮絶なカネの話

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
(2008/12/11)
西原 理恵子

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ビジネスブックマラソンで有名な土井英司さんのセミナーに参加した際、絶賛していました。必読だと。

本のはじめの文章にはドカーンというほどのインパクトが必要だといいます。

「カネ」はいつも魚の匂いがした

で始まるこの本を絶賛していました。

私は西原理恵子というひとをよく知りませんでした。
もちろん彼女の漫画もよんだことがありません。
紹介されることがなければこの本もけして手にとることはなかったでしょう。

素直にいって強烈な本でした。

カネ、暴力、ギャンブル、死・・・。

人生の修羅場をすべてひとりで背負い込んじゃったような壮絶な生き様です。

でもこの西原さん、まったく挫けない。
明るくて強い。

どん底に沈んで這いつくばっている姿が描かれているのに生命感がみなぎっている。
ぐいぐい前に進む力が感じられます。

お父ちゃんが二人死んで、旦那さんまで亡くして、なおかつ前に踏み出す。
強い。

彼女の育った猟師町での暮らしが芯をつくっているのでしょう。
魚の血のついたカネをやり取りしながら
何があっても海へくりだしてゆく男たちの町。
人生の荒波もへっちゃらです。


私、子供を連れて行った公園のベンチで
この壮絶な物語を読みました。

真っ赤に照りつける西日にあたりつつ
子供たちの走り回る喧騒も忘れるほどに没頭し読みふけりました。
目の前の平和な光景とはうらはらな凄まじい世界に入っていました。

翌日の会社でお客さんに言われました。
状元さん、スポーツでもなさったんですか?
日焼けされてますね?

スポーツ???
やってませんね。

ああ、西日にあたりながら本読んでたんだ。

以上




経営の無意識化

レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
(2009/01/16)
本田 直之

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著者本田さんのセミナーに参加しましました。

本田さんが問いかけます。

景気が悪いってのを言い訳にしてませんか?
これはみんなに共通する条件なんですよ。
こんなときにこそ真の実力が結果に出てくるんです。

ドキ!

こんな難局を乗り切るために経営者は
思考のクセを変えなければならないと。

①何がいやなのか?→どうなりたいのか?
②何が問題なのか?→何が課題なのか?
③何故できないのか?→どうすればできるのか?
④何をやるか?→何をやらないか?

私は④にハッとしまして
さっそく翌日行動に移しました。

部署の人数が減ってしまったのですが
顧客数はもちろん変わらず
販売量は激減のなか益々営業に力を入れなければなりません。

でもこの人数でできるのか?
と悩んでいたところのこのお言葉。

やらないことを決めました。
重点を絞って取り組もうと思います。

本田さんは言います。
ビジネスなんて簡単だと。

スポーツなんかはオリンピックでメダルとろうと思ったら
4年間で3人しかとれない。

それにひきかえビジネスはやればやるほど成功すると。

そう考えれば元気がでてきますね。

このセミナーで私が一番ビビッと来たのはつぎのこと。

経営のレバレッジとしていくつか挙げたなかのひとつです。

何事も意図的にやろうとしていないか?
わざわざやろうとしてやるのではなく
仕組み化して無意識にでもできるようにせよ。
例えば毎日の歯磨きのように。

まずは意識してことを行い
ひとつづつ仕組み化していく。

明日からはこれを意識してまいりたいと思います。

以上







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