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白人の作った歴史

嘘だらけのヨーロッパ製世界史嘘だらけのヨーロッパ製世界史
(2007/02)
岸田 秀

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とんでもない本です。
面白すぎる。

岸田さんは国家や歴史まで精神分析してしまうすごいおじさんです。
ものぐさ精神分析 (中公文庫)ものぐさ精神分析 (中公文庫)
(1996/01)
岸田 秀

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以来の大ファンです。

今、世界史といわれているものは現在の勝者である白人たちの
コマーシャルみたいなもので白人に都合よく作られているといいます。

じゃあ実際はどうなの?といいますと
いろんな学説に自分の尾ひれをくっつけて紹介してくれます。

人類起源の豊穣な大地アフリカに白子が生まれ
その白子がグループをつくってゆく、
そして楽園から追放される。
そこは働かないと生きてゆけない寒冷地ヨーロッパ。

何故追放されたか?
それは白人が白人を選んで性交し子孫を残してゆくことは
自然に反し、自我に基づく行為だとされたいいます。

アダムとイブの物語は人類の起源ではなく
白人の起源だと。

さらに聖書の出エジプト記で約束の地を求める物語は
黒人社会から白人が迫害されて追放されたことをあらわしているなんて。

ゆえに白人は難民なんだと。
それが南に出て行って植民地とかをつくりまくる。

豊かな土地で育った原住民は飢えた難民に簡単にやられています。

その贖罪意識から未開の民族を啓蒙してあげたなんていう物語が作られて行ったと。

先日行ったハワイだってキャプテン・クックが発見したころには
豊かな大地にたわわに実る作物に囲まれた社会で
何の不自由もなく着の身着のまま生活していたんです。

そこに見たのはいつの日か追放されたあの天国。
裸の女が踊っています。

これはキリスト教的にはとんでもないこと
未開の人を導いてあげよう。
そして市場経済と宗教を持ってきて社会は崩れ
疫病もついでに運んできてハワイ原住民は激減します。
これが啓蒙となんです。

アメリカ、ヨーロッパでは
黒人の血が一滴でも入っていれば黒人とされる。

でも古代文明のエジプト文明に関しては
真っ黒な黒人でなければ、つまり少しでも白人らしさがあれば
黒人としないというダブルスタンダードがあるといいます。

バラック・オバマさんの母親は完全な白人ですが
彼は黒人といわれます。
でも白人の血がはいっていることでここまで来れたのでしょう。

メキシコでは混血が上流階級をしめ
純粋先住民は虐げられます。
そして先住民の若い娘さんは先祖が白人とマジわらなったことで親を恨んでいると
高山正之さんの講演で言ってました。

高山さんも白人中心の現代世界ではなんといっても
白人の血が大事なのだといいます。東チモールなんかもそうですね。
変見自在 スーチー女史は善人か変見自在 スーチー女史は善人か
(2008/02/27)
高山 正之

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世界の支配者を分析するのもわるくない。

以上

世界は金で回る

軍隊なき占領―戦後日本を操った謎の男 (講談社プラスアルファ文庫)軍隊なき占領―戦後日本を操った謎の男 (講談社プラスアルファ文庫)
(2003/03)
ジョン・G. ロバーツグレン デイビス

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飛行機で読みました。

結局日本は今でもアメリカのいいなりなんでしょう。
占領時にGHQの政策が急変しリベラルなものから再軍備反共、経済発展に向かいましたが
その裏にはアメリカのジャパンロビーの面々とそれに呼応する政財界の大物たちがいたと。

戦前、戦時中にもアメリカの資本家たちは日本に大きな利権をもっていた。
ただ戦後のマッカーサー政策でその利権が失われそうになる。
リベラルを推し進めるとソ連の手に落ちるかも?
そこでアメリカの金持ちたちは戦後彼らはその利権を取り戻すべく、
戦時中にも力を持っていた支配層をパージから復活させます。
財閥も再結成。

岸、笹川、児玉なんかもその一例。

財閥や大企業や政治家がアメリカ支配層とベクトルをあわせ今日の経済発展を推し進めた。
もちろん一番は資本家たちの利益のために。

こうしてみると小泉、安倍、福田、ついでに麻生なんかもその流れですね。

なんだかんだ言ってアメリカ優先。

でもアメリカも一枚岩ではありませんので
向こうの政治勢力が変わると無視される。
もう一方は中国が大好きですから。

GHQの占領政策といえばこちらもオススメ。閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫)
いかにしてアメリカの犬になるべく思想コントロールされたか。
ワン!

以上


文革って

私の紅衛兵時代―ある映画監督の青春 (講談社現代新書)私の紅衛兵時代―ある映画監督の青春 (講談社現代新書)
(1990/06)
陳 凱歌

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こちらのサイトで必読とされていました。

中国語学習者としては歴史も知っておかないといけませんので読んでみました。

新書でありながらこれは詩のような美しいことば語られる悲しい物語です。
映画監督の感受性がにじみ出ています。

中国の歴史は専制と大混乱の繰り返しだそうで

激情の赴くままに操られた強力な専制と
同じような感情なままに奔走する大規模な混乱。
と筆者は言います。

それが同時に来て10年続いた。
革命を目指し国が来るって10年後に何も得ずにただ失い元に戻った。

著者は魯迅の言葉を引きます。P84。
<中国では変化そのものが大変なのだ。
たとえ机一つ動かし、ストーブ一つ取り替えるだけでも
血が必要になるだろう。>

毛沢東は歴史を知り尽くしてますから
変化には暴力が必要だと知っていた。

それが10年続いた。
でも中国は変わらなかった。

中国恐るべし。

文革を知るならこちらもオススメ。

北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)北京烈烈―文化大革命とは何であったか (講談社学術文庫)
(2002/05)
中嶋 嶺雄

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文革は少年たちの理想に燃えた狂気だけでなく
まさに内戦であった。

これもどうぞ。
毛沢東秘録〈上〉毛沢東秘録〈上〉
(1999/09)
産経新聞「毛沢東秘録」取材班

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以上

中東が熱い

週末からドバイに出張なので読みました。
中東現代史 (岩波新書)中東現代史 (岩波新書)
(1997/07)
藤村 信

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実はこの本は昨年4月に出張する前に買って読んでいなかったものでした。

今は速く読むことを心がけていますが
こういったベースの知識がないものは時間がかかる。
概要把握に100分かかりました。

イスラムがどうだとかアラブがどうだといいますが
諸悪の根源はヨーロッパとアメリカですね。
あいつらが出てくるからおかしくなる。

フセインってやつはそれを思いっきり利用したすごい奴です。

フセインのすごさはを知りたいなら
こちらもオススメ。
湾岸戦記 (学研M文庫)湾岸戦記 (学研M文庫)
(2002/12)
村松 剛

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イスラムもやっぱり小室直樹。
日本人のためのイスラム原論日本人のためのイスラム原論
(2002/03)
小室 直樹

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以上

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