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あきらめろ

人間の覚悟 (新潮新書)人間の覚悟 (新潮新書)
(2008/11)
五木 寛之

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久しぶりに五木寛之さんの本を読みました。

五木さん曰く、覚悟とはあきらめることだといいます。
あきらめる とは 明らかに究めることだと。

今の世の中は不景気真っ只中で暗いムードが漂っていますが
でもこれは国自体が下り坂なんだからしょうがないといいます。

戦後の日本はずっと上り坂だった。
所得倍増に、列島改造。
目標に向かって、みんなで上り続けた。
一種の躁状態であったといいます。

それに比べ今の日本はピークをすぎ経済も停滞、下り坂。
いわば鬱の状態。

こんな時、若者たちは抑圧される。
なぜなら個々人の人生においては上り坂の真っ最中。

エネルギーに満ち溢れて上昇志向をもつ若者と
下降の時代にいきあたり、うだつのあがらない自分に閉塞感をいだいてゆく。
そして心の病に。

こんなときは時代をみきわめ、あきらめることが肝心だといいます。
ギブアップするのではなく、受け入れる。
そのうえで前にすすむ。

なんかこの本読んでて「ポトスライムの舟」を思い出しました。
ポトスライムの舟ポトスライムの舟
(2009/02/05)
津村 記久子

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芥川賞受賞。

そこそこ学歴も教養もありそうなアラサー女性が
非正規雇用につきながら日々を送る。独身。

ふとしたことで目標を見つける。
ピースボートで世界一周。生活の延長線上にないとっぴなもの。
費用は年収と同じ。


それからの生活のなかでの葛藤が静かに描かれる。
仕事、家族、友人、結婚。
そして淡々と物語は終わりを迎えるのです。

これが今の時代なら、まさに鬱ですね。
「三丁目の夕日」の時代なら、いろんな葛藤があったって
みんなでなんとなく同じような目標にむかって進んでいるうちに
時代がどんどん後押ししてくれてなんでも解決されてしまって
考えることなんて必要なかったんじゃないかな?

まさに今の時代を写し取って芥川賞受賞にいたったのです。

作者の津村さん、今週号の東洋経済によると、会社勤務のかたわら小説を書いているとのこと。
芥川賞候補となったことで、小説をかいていることを会社に知られることとなったと。
そこで社内をまわって、雇用をつづけてもらうよう上司を説得したといいます。
小説家では食べてゆけないといってまわったそうです。

これもいまの時代らしいですね。
小説家なんて芸術家の一種で、書きたいものが抑えられなくて
社会に相容れないものっていうイメージがあります。
それが会社勤めにしがみつくなんて。

これも津村さん流の時代へのあきらめなのかもしれません。

この小説は私は興味深く読みましたが
爆発的に売れるとは思えませんから。
どういう読者層を想定してるんでしょうか?
おそらく主人公と同じような生活をしている人はよまないんだろうな。

五木さんの本では
蟹工船ブームについてコメントがありました。

あの本は実際貧困にあるひとが読んでいるのではなく
今後貧困に陥ることを漠然と不安に感じているひとが読んだのだろうと。

以上








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人生の目標をどう見つけるか?

先日、トラックバックキャンペーンとやらで
出版社のDiscover21より図書カードをいただきました。

どんなキャンペーンに応募したのかすっかり忘れていますが
なんでもいただける物は嬉しいものです。

頂いたからにはディスカバーの本を買おうと思い
いくつか紹介していただき、
そのなかでまずこれを読んでみました。

続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。
(2008/12/20)
戸田 智弘

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紹介をされなかったらまず手にとらなかったでしょう。
軽そうだったから。
おそらく社会人になりたての若者をターゲットにしていると思われるので
38歳の私にはちょっとあわないかなと。

ただ紹介された本は読んでみる主義ですのでトライしてみました。

予想を大きく超えるすばらしい本でした。

ぺラッとめくってひろい読みすると
いきなり来たのは立川談志の言葉。

「型ができてない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。
型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。・・・後略」

型破りの談志がいうと深いことばです。

守・破・離の世界です。
以前聴いた松岡正剛氏のセミナーで日本文化が中国文化を吸収する際の手法を
この言葉で説明していました。和魂洋才 ニッポン ちゃちゃちゃ

そんな伝統の型をきちんとマスターして
そこからブレイクスルーする。

それができて天才と呼ばれるのです。
こんな言葉も上げられていました。

19世紀最高のバイオリニストが天才と称されてこう言ったそうです。
「天才!わたしは37年間、毎日14時間も練習を積んできて
いまようやく天才と呼ばれるようになった。」

すごすぎる。

私はお会いしたことがないのですが
知人の友人が最近ある超大企業の社長に抜擢されました。

以前から彼のことを知人からよく聞いていたので
なんか自分のことのように嬉しかった。

彼も努力の天才です。
専務になったときふともらしたそうです。
「こんなに辛いのなら引き受けるべきではなかったかもしれない。」

昼間は当然ハードワーク。夜は社交。
移動中も書類。
朝もかならず4時におきて
分厚い資料全てに目をとおしているそうです。
これがエンドレスで続くのです。

それをきいて大いに刺激を受けた私は毎日タイマーを5時にセットし
語学か読書をしております。

でもなかなかシャキッと起きられない。
冬はとくにつらい。
あと10分。うー寒い。
とやってる間に5:30になりやっと靴下をはき、ベッドをはいだします。

この差はなんなんだ。
30分がクリアできない。

彼には目標がしっかり見えていて
私にはぼやけてしか見えていない。
その差なんでしょう。

以前ディスカバー会長伊藤守氏のセミナーにいった際に
こんなことおっしゃっていました。いい言葉

オリンピックの金メダリストと銀メダリストには大きな格差があるんだと。
銀メダリストでおわる人は金メダリストになることをめざしていた人であり、
金メダリストになる人はその先に目標があるのだと。

わたくしもきちんと目標を定めてゆきたいとおもいます。
もうすぐ不惑だし。

ただ私も含めてたいていの人は明確に目標をつくるなんてのは至難のわざ。
自分はいったい何がしたいのよと。
じゃあどうすりゃいいの?

そんな人にもいい言葉を紹介してくれます。

「人間は自分のこころに映っているものについて

それを外に描くことによってよく見るのであり、

歌ふことによって聞くのであり、

語ることによって知るのであり、

つまりは、表現することによって認識するのである。」(山崎正和)

著者の戸田さんが解説してくれます。

芸術家はあらかじめ表現したいものがはっきりあるわけではない。
表現することによって、自分がなにを表現しかたっかのかを知るのである。

わたしもこうして地道にブログを書いて表現してゆけば
あるときそれが見つかるでしょう。

以上










コンピューター

思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
(1986/04/24)
外山 滋比古

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以前から気になっていたのをやっと読みました。
いつも本屋で手に取るのですが
ぱらぱらめくると、なんか軽そうだなあと躊躇していました。

この方の文章はすごい。
軽いタッチの短い文章に薀蓄がつまってる。
どのエッセイにも広範な知識に裏づけされた表現があふれています。

1983年に出た単行本ですが
コンピュータについてこんな内容の文章があります。

産業革命で工場の仕事が機械に代わった。

機械に仕事を奪われた人間は機械が手を出せない事務所に仕事を見つけた。

この状態が200年続く

コンピュータ登場

この聖域がつぶれる

そこで記憶と再生を重んじた社会から創造的な知性を重んじる社会に変わる。

1983年といえば私中学一年生。
当時読んでも何の興味も沸かなかったでしょうが
そんな昔からこんなこと言われてたとはビックリです。

ITバブルのころ
トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))
(2000/03)
トム ピーターズ

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この本を読んで衝撃を受けました。

これから10-15年でホワイトカラーの90%は消えてなくなると。
この本は時代背景もありかなり現実みを帯びており、
ショッキングでした。

じゃあそれから8年今は...。
ううっ。

はやく消されないように知識を蓄えて
クリエイティブなアウトプットができるようにならんと。

以上


他力

昨日はお客さんと食事。

ある経営コンサルタントの講演テープを譲っていただけるとのことで訪問しました。

食事は新鮮な魚と京ばんさいの組み合わせ。
店の女将さんが毎朝築地で仕入れてくるそうです。
塩焼きにしたキンキの鮮やかな赤と白身のコントラストが味を引き立てます。

お話しているうちに以前その社長さんに紹介していただいた本を思い出しました。

他力 (講談社文庫)他力 (講談社文庫)
(2000/11)
五木 寛之

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10年くらい前に紹介していただいたのですが
深く印象に残っています。

自分ひとりの力では何も出来ないのだ、
周りの環境が変わり、みんなのサポートがあって
初めて何かを成し遂げられると。

こんな比ゆが上がってました。
いくらヨットを操るのがうまい人でも、風が吹かないと進まない。
つまり自力だけでは進めない。

でも風が吹いても、自力のないひとはその風を生かして進むことはできない。
日々鍛錬して、空の様子を見極め、風を待つ。

風が吹くと、さぁーっと進みだす。

当時日本経済は最悪、私の勤務する会社も最悪。
自分も仕事で何をやってもうまくいかない。

そんな時、これを読み、何か緊張がほぐれて楽になりました。
風が吹くまで日々鍛錬していればよいのだと。

そして風が吹きました。

以上



父の威厳

父の哲学父の哲学
(2008/03)
渡部 昇一

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明日会うお客さんに紹介してもらった本です。
今朝までに読まなければと思っていました。

人の記憶というのはホントにあいまいで
先日本屋でこの本を探してもらう際、「父親の品格」検索してくださいと言ってしまいました。

でも面白いことに本屋さんも違和感なく
渡部さんのですかね?なんて聞いてきました。

そいえばお客さんに紹介されたときにも勘違いがありました。
著者の名前を聞いた際、頭に思い浮かべていたのは
渡部昇一ではなく渡辺淳一(失楽園)でした。

私、この渡部昇一さんが結構すきです。
保守系の言論人で歯に衣着せぬ鋭い発言は痛快です。
以前12チャンネルで日曜日の朝、「新世紀歓談」という対談番組をやってまして
当時一番好きな番組で欠かさずみてました。

当時はテレビで右よりの発言を聞くことはほとんどなかった時代で新鮮に感じました。

幻冬舎もこんな本だすんですね。

父親を尊敬することは人間の本能であるとのことで
それが崩壊した現代は、常識で考えられない事件が起こったりする。

この本で得た教訓。

日曜日の朝はいつまでもパジャマでいるな!

シャキッと着替えて範となれ!

以上

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