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経済徴兵制ってなに?

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)
(2010/01/21)
堤 未果

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本は読んでないのですが堤未果さんの講演を聴きました。
クーリエ・ジャポン × 六本木ライブラリー講演会 「堤未果 貧困大国は変わったか」

アメリカのすさんだ状況に驚きました。

911以来、テロとの戦いに勝利するために軍事費を増額し
その代わりに教育、医療、福祉が削られた。

削った予算を効率的に運用するために市場原理が導入された。
補助金カットで民営化促進。

例えば教育。
助成金がカットされ学費はどんどん上がる。
学資ローンを借りる。
払いきれずに退学というパターン。

学資ローンを利用するのは以前から行われていたが
今は金額が大きすぎて大変。
貧乏人ははなから大学をあきらめる。

でもそこに愛の手が。

軍隊です。

学資応援キャンペーン。

今応募すれば学費出してあげますよ。
なんて。

貧乏人を狙い撃ちするんですって。

学校側から生徒の個人情報もらってリクルート。
なんでそんなリストが流出するかって?
リストを政府に提出しないと補助金もらえないんですって。
凄いシステムです。
中国政府の人権抑圧を責めることできませんね。
ネットの監視も凄まじいらしいし。
facebook流行も陰謀?

学費援助、国内勤務OKなんて言われて応募しちゃったらさあ大変。

予算足らずで援助を削られおまけにイラク行き。

イラクにいったらいったで軍事費たらずに
防弾チョッキも自費負担なんてこともあるとか。

そんなのわりにあいません。
でも一つだけ安全な職務があるそうです。
それはリクルーター。

ノルマはあるけど国内勤務。
戦争行くのがいやですから必死にリクルートします。
そこでどんどん若い兵隊が集まってくるんですって。

人呼んで「経済徴兵制」

日本も戦前貧困のよりどころが軍隊だったようですが
まだ神の国を信じて軍隊行くほうがいいような気がします。
なんか一見合理的に判断して自己責任で嵌ってゆくアメリカに不条理を感じます。


こうして集められて戦地に赴いた若者は
怪我をしたり、精神を病んで帰国することも多いそうです。

でも医者にかかれない。

なんで?

医者が足りないから。

医療の世界も民営化が進んでおり、オバマさんで話題の医療保険も民間保険会社が請け負う。
民間保険会社は被保険者が治療を受ける病院を指定するそうです。

すると患者をあつめてくる保険会社の立場が強くなる。

そして病院経営に口を出すようになるのです。

コスト削減、利益率向上...

間接人員を減らして、患者回転率を上げろ。

超過勤務に次ぐ超過勤務の果てに医療事故
さらには訴訟を起されるケースも。

医者が訴訟に備えて保険をかける。
保険会社は二度おいしい。

こんな事情で医者を廃業する人が増えているそうです。
はなはだしきは自殺なんてことも。

そんでもって医者が足りない。

恐ろしい民営化スパイラル。

こんな道をどこかの国も進んでいるのでしょうか?

以上


























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日米リストラ小説対決

マイレージ、マイライフ (小学館文庫)マイレージ、マイライフ (小学館文庫)
(2010/01/08)
ウォルター・カーン

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先日飛行機のなかでこの小説の映画をみました。
マイレージ、マイライフ

けっこうむこうではヒットして評価も高いようです。

リストラ請負会社のエリートビジネスマンが
全米を飛び回ってリストラされる社員と面接して首を宣告してゆくお話。

一年中飛行機のってマイルを貯めるのだけが生きがい
家もないし、結婚もしないし、本気で愛する人もいない。
出張だけが人生。
でもそれが充実してる。
とおもってる。

そこへ入社してきた秀才新人女性が
コスト削減のため出張面接を禁止して
テレビ面接に切り替えることを提案する。

人生の節目であるリストラをテレビ面接で告げるのはむごすぎる。
きちんと説明し納得してもらい新しいスタートを切ってもらう。
これが彼のやり方。

そんな彼と彼女が一緒に出張に。
これから二人がだんだんかわってく。

アメリカの世相を反映してなかなか面白かった。
ただ題名がわるい。
こんな邦題ではみたいと思わない。

また不況を反映しているのは内容だけでなく
製作費も相当抑えてるんだろうなと思われる。
同じようなシーンがやけにおおい。

ところで
リストラ請負小説といえば
日本にはもっといいのがあります。

借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)
(2009/10/28)
垣根 涼介

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こちらはテレビドラマにもなったシリーズ。
リストラ請負会社のお兄ちゃんがいろんな企業に派遣され
首にする人を選んだり、やめてもらったり。

ここでいろんなドラマに出会うんです。
著者の垣根さんは相当なストーリーテラーです。
どの短編もキャラが立って人物がしっかり生きてます。

泣かせます。
優しいです。
強いです。

ハードボイルドを書かせても絶品ですがこちらも凄い。

「借金取りの王子」って
なんじゃそりゃって
なかなか中身が想像できませんが
サラ金のリストラ話です。

短編ですが
感動巨編。

サラ金で泣かせるのはこれくらいでしょ。

日米対決は日本の圧勝です。
リストラされる側の人物を描く力に断然差があります。
人生の物語が浮き出てくる。

最近あたらしいシリーズもでました。
これもチェックしないと。
張り込み姫 君たちに明日はない 3張り込み姫 君たちに明日はない 3
(2010/01/15)
垣根 涼介

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以上




Roll Up Our Sleeves

名演説で学ぶアメリカの文化と社会 (CD付)名演説で学ぶアメリカの文化と社会 (CD付)
(2009/12/18)
上岡 伸雄

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以前紹介した本で書籍広告は新聞一面の最下段のものが優れものとありました。
速読ってダメなの?

この本はその広告で見てアマゾンで即買い。

去年のオバマCDに感銘をうけたので
こちらにも期待。

政治家ばかりでなく
ビジネスやエンターテナーの大物が目白押し。

オバマにブッシュ、ゴア、レーガン

ラリー・ペイジ、ジェフ・ベソス、 ドラッガー、ソロス、マイケル

ね? 聞いてみたいでしょ。

一番凄かったのはジェシー・ジャクソン。

'Keep Hope Alive'

黒人指導者で民主党大統領候補選に立候補して惜しくも破れた際の演説です。

'You must not surrender! ...
We never must surrender!!
America will get better and better.
Keep hope alive!'


大迫力。
勇気が湧いてきます。

でも破れた。
なぜか。

オバマに比べますと
あまりに黒人的。
黒人性が強すぎる。

これだと辛 淑玉のいうところの「仕返し」が怖くなる。
白人にとってのオバマ

そこいくとオバマはプア・ホワイトのヒーローである
ブルース・スプリングスティーンまで味方につけてます。

彼のオバマ大統領選での応援演説も収録されてます。

’Roll up our sleeps, and come on up for rising'


題名見ただけでブルースの姿が思い浮かびます。
中学校の時、歌詞の意味もわからず唄ってました。

腕をまくりあげていくぞー!

シンプルなメッセージが人を動かす。

以上


アメリカはわざと失敗してるのか?

『田中 宇の世界はこう読め』2009総括と2010展望

セミナーで田中さんをはじめてみました。
世界の陰謀を暴いているふうにはとても見えないなんかお茶目なおじさんのイメージです。

911で田中氏のメルマガをしり、ずいぶんと楽しませていただいきましたが
最近唱えられているアメリカの多極化推進陰謀は正直いってなにかしっくりこない。

アフガンでの失敗もイラクでの失敗も
アメリカはわざとやっていると。

なぜって世界の覇権を握るのがいやになったからですって。

ニューヨークで世界を牛耳っている資本家は
アメリカが単独覇権で世界をコントロールするよりも
世界が多極化し成長センターがたくさんできたほうが儲かると判断し
アメリカ覇権がこわれるように仕組んでいるそうです。

説明されるとなるほどそれもありえるかなとは思うのですが
一部の少人数の資本家がアメリカだけでなく
世界を思うように支配するなんて可能なんでしょうか?

複雑系やバタフライ理論をあげるまでもなく
人間社会なんて相互に作用しながらすすんでいるんですから
意志をもったとしてもそれがそのまま世界規模で実行されるなんて
ありえないでしょう。

会社の一つの部署でさえなかなか動かせないのに
いくら金もってたかっらってそんなことできるのか?

でもできるとしたら面白い。
その線でいくと
昨今の普天間をめぐる鳩山さんの優柔不断も
実はアメリカの隠れ多極化派の意見に賛同して
わざと日米関係をおかしくしてたりして。

以上





国民の象徴 オバマ

このごろメディアはオバマ一色ですが
わたくしもご多分にもれずオバマフリークになってしまいました。

そんな私に見逃せない本がありました。
オバマ・ショック (集英社新書 477A) (集英社新書 477A) (集英社新書)オバマ・ショック (集英社新書 477A) (集英社新書 477A) (集英社新書)
(2009/01/16)
越智 道雄町山 智浩

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先日読んだアメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らないの町山さんとアメリカのスペシャリスト越智さんの対談。
普段対談本はなんか手抜きのイメージがあって買いませんが
これは見過ごせません。

町山さんがご自身がアメリカに10年生活した視点から
生のアメリカのトンでもぶりを語り
越智さんが歴史文化の裏づけをあわせるという絶妙のコラボ。

越智さんが最近アメリカの力が落ちてアメリカ屋は飯をくえないといってますが
いやいやどうしてこの世界危機にあって改めてアメリカの影響力を感じている人は多いと思います。

つくづく思うのはアメリカってのは一口に語れない色んなものが
積み重ねと織り合いってできているってこと。

経済だって新自由主義とリベラルではえらいちがいがあります。
それが妙にバランスしているようにみえる。

でも町山さんはいいます。
バランスなんかしてないんだと。
歴史をみると一方にガァーと片寄って30年ぐらい続いて
やりすぎてどうしようもなくなって
反対側にガァーっと傾く歴史なんですって。

ニューディール体制はルーズベルトから60年代のジョンソンまで続き
そこから紆余曲折をへて
今の流れはレーガンから続く自由主義、サプライサイドの流れ。

この超大国アメリカの変遷ってのはアメリカだけに限ったことでなく
世界の潮流がアメリカでデフォルメされていたんでしょう。
そんな流れはこちらを参照。
市場対国家―世界を作り変える歴史的攻防〈上巻〉市場対国家―世界を作り変える歴史的攻防〈上巻〉
(1998/11)
ダニエル・A. ヤーギンジョゼフ スタニスロー

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自由経済至上主義が行くつくところまでいって世界金融危機となりオバマの登場です。
オバマはこんな流れを完全に理解してたと。
ニューディールの歴史の終わりであるジョンソン大統領時代に民主党が分裂
した屈辱の地で、勝利演説をおこなったそうです。

そしてオバマはニューディールの歴史を背負ったといいます。
彼は奴隷解放と分裂回避のリンカーンも背負い
キング牧師までなぞられる。

彼はいまアメリカそのものなんですね。
国家の象徴。
黒人であり、白人であり、アジアに住み、インテリだがおじいさんはレッドネック。
黒人であることばかり強調されますが
彼は自分を黒人とあまり意識せずに育ってきたといいます。

ミシェル夫人と結婚して初めて黒人としてのアイデンティティを確立したそうです。

アメリカのみんながそれぞれがそれぞれの夢を投影し彼を選んだ。

それだけに失敗したとが怖いと越智氏はいいます。
裏切られた!と誰もが思う可能性を秘めている。

成功するのも怖いと。
その前にもっとすごい危機がもたらされるかもしれないからと。

まあともかく
世界中の雰囲気を変えて
CHANGEへの期待が出てきているわけですから
この前を見る姿勢だけでも世の中のためになっているとおもいます。

以上



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