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「心」 より 「金」?

10年後あなたの本棚に残るビジネス書10010年後あなたの本棚に残るビジネス書100
(2008/10/31)
神田 昌典勝間 和代

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長い電車に乗る前に本屋によってついつい買っちゃいました。

こういう本を企画するってのは楽しいでしょうね。
一度やってみたいですね。
でも100冊はちょっと無理。

読書の達人たちがフィルターをかけてくれて
いい本紹介してくれるのは効率がアップして助かります。

勝間氏がいろんなとこで紹介している神田氏の本も載っていました。
非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
(2002/06)
神田 昌典

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勝間氏いわく
この本を読めば成功しないほうが難しい

この本で神田さんは言います。
数ある成功本というのは、既に成功した人が自分に言い聞かせる為のものだと。

だから心の成長が大事なんて話になるのだと。

「金」と「心」を二つ目指すのではなく
まず「金」をつかめ!
「心」はその後でよいと。

昔から莫大な富を築いた経営者はみんなけっこうえげつない。
東急グループを築いた五島慶太なんか強盗慶太だし
西武グループはピストル堤。

そんな日本のえげつない経営者がうごめいた激動の歴史に興味があるかたはこちら
持丸長者[戦後復興篇]―日本を動かした怪物たち持丸長者[戦後復興篇]―日本を動かした怪物たち
(2008/04/11)
広瀬 隆

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金のためならなんでもやるどーという豪傑たちの歴史が楽しめます。
この方たちは後世においては経営者の鑑みたいにいわれているケースが多いですが
その実、すごいことやってました。
法律だって、環境だって関係なし。

最近、コンプライアンスだとか、CSRだとかうるさいですが
これって既得権益者が今の支配の秩序を守るために編み出したものじゃないでしょうか?
昔はこうして天下とったから、下にこれをされると、自分があぶない。

環境問題も同じですよね。

以上

ラジオもいいねえ

私最近、勝間さんのラジオ番組BOOK LOVERSにハマッてます。

毎日お昼に勝間さんがゲストを招いて、オススメ本を紹介する番組です。
といってもお昼時にラジオなんて聞けませんからpodcastでダウンロードして電車で聞いています。
ハイスピードにして聞いています。

何がいいって、声がいい。
ゲストの皆さんの声がいい。

著者の方々の声を聞く機会ってのはめったにありませんが
皆個性的ないい声しています。

特に良かったのは生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
で有名な福岡伸一さん。
声だけでファンになりました。

小飼弾さんの声は見た目とのGAPにびっくり。
怖いイメージがあったのであまりの軽妙なトーンでずっこけました。
ただし内容は深い。

皆さん本を紹介するのが本当に楽しそう。
全部の本が読みたくなる。聞きながら今すぐ購入するなってクリックできたらやばいです。

また意外性のある本も紹介してくれてどんどん興味が膨らみます。

「図で書く」で有名な久恒啓一氏が紹介してくれたのは寺島実郎氏の本。

私これまでまったく寺島氏に興味はありませんでした。
どちらかというとあまりすきではなかった。

でも久恒氏曰く、「現代の論客NO.1」との言葉で印象が180度転換。

なんでも寺島氏は毎日必ず夜11時から1時まで机に向かい勉強するらしい。
そして世界中を飛び回り、自分の足で一次情報を獲得し分析するのだと。
グローバルな視野を持ち、世界史的に物事をとらえ日本のグランドデザインを描ける人だと絶賛。

でももって今度は寺島氏のラジオ番組も聞いてみることにしました。
月刊 寺島実郎の世界

これもかなりいい。
今月はオバマの分析。

アメリカが力を急速に失っているなか
多様性、自由な社会、誰にでもチャンスのある国だというアメリカの優位性を体現しているのが
オバマだといいます。

なんだかんだいって黒人が大統領になれる国アメリカ。
やっぱりすごいよねって誰でも思ってしまう。

こうしたことを狙い、ゴリゴリの保守層までオバマに流れて
アメリカの威信を取り戻そうと必死になっているそうです。

そして純粋黒人ではないオバマの黒人性を利用していると。

このあたりの白人たちのご都合主義を知りたいかたはこの本が面白いです。
嘘だらけのヨーロッパ製世界史嘘だらけのヨーロッパ製世界史
(2007/02)
岸田 秀

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閑話休題。

まあともかく

この勝間和代のBook Lovers (ブックラバーズ)
聞いているだけでびんびん脳が刺激され
読みたい本や知りたいことがどんどん浮かんでくる触媒の役目を果たしてくれます。

一度おためしを


いまのところゲストは想定の範囲内なので
本好きゲストが本好きゲストを紹介するなんて試みもおもしろいかも。
勝間さんなら誰でもこなせそうです。

この番組がタモリの「笑っていいとも」みたいな長寿番組になってくれることを期待しています。

以上

速読の意義とは?

寺田昌嗣氏のセミナーに行ってまいりました。

著書の
フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
(2008/08/01)
寺田 昌嗣

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については以前に記事にしました。
なぜ本を読むのか?

このセミナーは速読の技術を学ぶセミナーではありません。
そもそも速読ってなんなんだ?
そしてなんのためにやるのだ?
なんてことを講師の経験に基づいて解き明かしてくれる。

速読に夢をみるな!
速読の本当のところを知ってくれ!

レベルの高い本は速読できませんよ。
できるはずないでしょ。


いきなりズドンとついてくる。

一冊10分を公言する講師もドラッガーの本を読んで
下読みに90分、内容理解に更に数時間を費やしたといいます。
経験知が足りてませんからと、さらっといいます。

こういう言葉がホントためになる。

私もドラッガーの
ドラッカー名著集2 現代の経営[上]ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
(2006/11/10)
P.F.ドラッカー

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を「経営の全てがわかる」と言われ、譲り受け、喜び勇んで読んでみた。

私の場合は寺田式フォーカスリーディングではなく、フォ〇リーディング。

内容の意味はわかるが深さがわからない。
記述内容が経験と交差していないので表面的事象しか伝わってこない。
これが経営の要諦の全てだといわれてもピンとこなかった。

講師のように経験をつんだ方でも熟読を要するというのはちょっと嬉しい気がしました。
私も実は講師と同い年なんですが、経験知はまだまだ足りません。

では深い読みができない速読ってのはなんなんだ?

速読はあくまでも技術であり、ツールだといいます。

人生の目的をめざしてどう生きるのか?
どう成長するのか?
を探るためのツールだと。

時間はコストであり、コストをかけずに成果を得る。
つまり時間をかけずに多くの本に接し、広範囲に理解の領域を広げる。
そして深く読むに値するものを見つけるのだと。

目標を持ち、可能性を広げ
現在可能なことと、その未来の可能性との間に横たわるGAPを埋めるプロセスとして
ツールとしての速読を利用せよ!


了解しました!

P.S.

速読技術についてもちょっとした演習がありました。
目を動かすということについて意識する練習。

その演習でいい言葉を教えてくれました。
イチローの言葉だそうです。

普段、何気なくやっていることを意識してやる。

そうすると何事でも理解が深まり進歩してゆくそうです。
たとえば本を読むときの目の動きだとか。

これからはリラックスを意識して本を読もう。
呼吸だとか表情だとか。

寺田氏の言葉に対する感性ってすごい。
知のベースがあるから、ふとした言葉に深く感じる。

以上



読書の究極目的 読書が地球を救う 

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
(2008/10/01)
勝間 和代

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本は目的を持って読め!と勝間さんは言います。

そういう意味では
この本は当初得ようとした目的とは違った内容でした。

私は本読みの達人、勝間和代の読書の仕方を知りたかった。

この本は「本を読む」行為そのものを記した本ではなく
読書を人生にどう活かすかを示した本です。

また読書が現代社会においてどういう位置づけにあり
どう発展するのかを解き明かします。

そして本を「読む」だけでなく「書く」ことにも発展させ
更には「売る」方法まで解説してくれる。

そして最後には本を「売る」ことで地球を救ってしまおうという
壮大なプロジェクトまででてくるのです。

そこで私はこの本を読む目的を変えてみた。
新たな目的は
勝間和代は「読書をすすめること」で何を目指しているのか?を知ること。

私には勝間さんの目標が見えてきた。

それは

人々に希望を与え、幸福な社会を目指すこと。

彼女の本を読むと前向きになれる。
そして勉強したくなる。簡単にできそうな気がしてくる。

「書く」技術をこう説明しています。

読書だけに経験を閉じない。
読者が本だけで情報完結させず、自分で調べられるように
なるべく本の中でわかりやすく参考資料をまとめています。P141

ついつい参考文献まで買っちゃう。
そしていろんなブックマークも増えてゆく。

そして読者がアクションを起こしたくなる書き方をしているそうで
「目標を明日できる行動に落として明示する。」P143

私は効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法を読んですぐフォトリーディング本を買い、その後講座に申し込みました。
おかげで2008年指針の読書目標は軽くクリア。目標100冊→本日現在190冊。

神田昌典さんの本もあげこういいます。
自分の現状と目的のギャップを埋めていく作業は、思い切るより、地道にやれ。P54

ではなぜこれが社会の幸福につながるのか?

勝間さんの薦めている勝者の代償―ニューエコノミーの深淵と未来
に記されていますが、ニューエコノミーの競争世界では、創造的な人しか価値を見出されない。

創造的な人になるために、読書して、ブログを書いてみろとおっしゃっているのです。
そしてそれをはじめることで希望が見えてくる。

自分の書いたものを一人でも毎日見てくれる人がいると元気が湧いてきます。
そして明日ブログを書くためにさらに読書したくなる。

読書を続けると自信がついてくる。
誇りが持てる。

読書は誰でもコストをかけずに始められます。
新刊でも2000円。ブックオフなら100円から。

昔の苦学生も読書をして自尊心を保って生きてゆけた。
今は机で読書して、ウェブを通じて社会に発信して、フィードバックも得られる。
そして改めてリアル空間で行動する。
更に目標ができて希望が湧いてくる。

格差社会スパイラル コミュニケーションで二極化する仕事、家族格差社会スパイラル コミュニケーションで二極化する仕事、家族
(2007/03/08)
山田 昌弘伊藤 守

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この本で共著者の山田昌弘さんはこう指摘します。
>今、世の中に自己啓発本があふれかえっています。P172
金儲け、英会話、ダイエット...。
ニューエコノミーではじき出された、ニートやフリーターなど非正規雇用労働者が
夢を見ざるをえない状況に追い込まれているといいます。
そしてトライしてもすぐ挫折、そしてまたトライ。
実は幻想を楽しんでいるのです。P173

こうした本の目標は現状との差を認識できずに失敗するのです。

人は「努力」が報われれば「希望」という感情が湧き、
努力が報われないと「絶望」という感情を抱きます。P177


勝間さんはこれを理解して本を書いている。

希望を失った社会に目標を与える。
本当に達成できるようなステップを提示する。
その小さなステップの達成感が明日への希望につながる。
でいつのまにか創造的思考を身につけ、幸せになってゆく。

ちょっと畑違いですが国家論―日本社会をどう強化するか (NHKブックス 1100)にはこんな文章があります。

著者の佐藤優氏はいいます。
貧困がまったく存在しない社会、絶対に戦争がない世界、
これが私のいう大きな夢すわなち「究極的なもの」です。
こういう夢を実現することに満足を感じる、言い換えれば
大きな、とてつもなく大きな夢がエゴとなるような人が増えれば社会は強化されると私は考えます。P310


ここで愛とか平和とか「究極的なもの」に至るためには
「究極以前のもの」を通じる道しかないといいます。

究極的なものはまず実現できないものですので
いきなり究極的なものを追求すると絶望してしまうからだそうです。

ちょっと大きな話になってしまいました。

つまり勝間さんは
究極的な社会の幸福を目指して
読書という身近な手段つまり「究極以前のも」をもって道しるべとしている。


これが目的をもった読書の収穫です。

以上






学術書と一般書の違い

読書家の新技術 (朝日文庫)

呉智英さんの本。
わたしは偏屈で口の悪いこのおじさんの本が結構好きで大学時代によく読みました。

最近多読生活に入ってから
より効率的な読み方を目指して
達人たちの読書術に関する本をよく読んでいます。

この本は1982年に出されたのですが
時代背景が随分と違っていて面白い。

あとがきにはこんなことが書いてあります。

「資本主義の会社に勤めている人。
なんお恥ずかしいことがあろうか。
がっちり儲けて読書して欲しい。

中略

読書によって武装した知のゲリラ戦士として
果敢に生きぬいていこうではないか。」

こんな時代です。

ただ著者の展開する読書論自体は参考になります。

私が覚えておきたいと思ったのはこちら。

古代史に関する部分でこう書いてあります。

「学会誌と一般書のちがいは、論証の精密度のちがいでしかない。」


一般書を読んで知識を得たあとに
これはこれで面白かったのだが
専門書にはもっと面白くて重要なことが書いてあるのではないかと
不安になったり劣等感を抱くひとがいると。

まさに私のことですね。
多読すればするほど興味もわくが
知らないことに対する不安も出てくる。

一般書は学会で論証のすんだ結論が書いてあるのだと。

こうした達人の意見を聞くと自身をもって読書に励めます。

もちろんその一般書に対する選球眼は重要ですが。

以上

Appendix

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